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翻訳を依頼する際にかかる費用の相場とは?価格を左右する要素についても解説

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初めて翻訳を依頼するとなった時、言語の種類もさまざまありますので、費用はどのくらいかかるのか予想が難しいものです。

この記事では、翻訳を依頼する際にかかる費用の相場、依頼する際の注意点について詳しく解説します。翻訳の外注を検討している方は、依頼する前の参考資料としてぜひご覧ください。

翻訳費用の相場とは

翻訳を依頼する場合の費用は、主に次のような内訳となることが多いです。

【翻訳相場の内訳項目は主に5つ】

  1. 翻訳基本料金(チェッカーによる翻訳原稿のチェックを含む)
  2. 特急料金
  3. ネイティブによるチェック料金
  4. クロスチェック料金
  5. 版下作成料金

では、それぞれ解説していきます。

 

【翻訳相場の内訳項目】①翻訳基本料金

翻訳費用のベースとなるのは「翻訳基本料金」です。翻訳基本料金は対象の言語や、文書の翻訳か映像なのか、ナレーションか、字幕・テロップの翻訳かによっても変わり、一般的には翻訳対象言語の需要や稀少性に伴って料金が左右されます。

 

どれだけ対応できる翻訳者がいるかにもよるので、英語や中国語・韓国語よりは、東南アジア、西アジアの言語、あるいはヨーロッパ諸国の使用者が少ない言語が高くなる傾向があります。またAIによる翻訳か、人(翻訳者)による翻訳かによっても費用は異なります。

 

相場費用は一般文書翻訳の場合7円~20円/文字と幅広く、平均は「日本語→英語」では~約16円/文字、逆の場合は~約20円/Wordあたりです。

 

【翻訳相場の内訳項目】②特急料金

翻訳を急ぎで依頼する際に、別途でかかる追加費用となります。こちらの料金も依頼する会社によってさまざまですが、一般的に多いのが「翻訳基本料金の2割~3割増し」です。納期は翻訳会社によって異なる場合もあるため、見積の際に確認して、その際に「特急対応はいくらになるか」と問い合わせてもよいでしょう。

 

【翻訳相場の内訳項目】③ネイティブによるチェック料金

対象言語に翻訳した後、ネイティブによるチェックを希望する際に、別途でかかる追加費用です。英語の場合ですと5~18円/Wordが相場です。ただ翻訳会社によっては初めからネイティブが翻訳をするところもあります。この場合は、日本人が翻訳をした後でネイティブがチェックするといった時間のロスが省けます。

 

【翻訳相場の内訳項目】④クロスチェック料金

元原稿と翻訳原稿を比べ、読みやすさ・誤訳・誤字・脱字などがないかしっかりとチェックする費用です。品質は格段に向上します。こちらの相場は~10円/文字ですが、翻訳基本料金に含まれていることもあります。

 

そもそもチェッカーによる完成原稿のチェックが、基本料金に含まれています。さらにネイティブによるチェックも追加するかどうかは、翻訳のクオリティーの高さをどこまで求めるのか見極めて決めましょう。

 

クライアントから翻訳された原稿を支給され、それのネイティブチェックを依頼された場合ですが、ネイティブチェックでは、翻訳原稿に見受けられるスペルミス(綴りの間違い)や文法が正しいかを確認するほか、「その対象言語で自然で違和感のない、受け入れられやすい言い回しか」を確認することになります。

 

そのため、支給された原稿が「外国語の文体や表現を意識せず、日本語の文体のまま表面的な翻訳をした、いわゆる直訳のもの」で、「こんな言い回しは決してしない」という表現にあふれていると、全面的な書き換えが必要になるケースもあります。そうした場合は、依頼を受けた翻訳会社がコーディネーター役を務めるので、密に連絡を取って原文のニュアンスを余すことなく外国語で伝えるために必要な点を伝える必要があるでしょう。

 

また、最近ではクライアントから「機械翻訳」をした原稿をネイティブチェックして欲しいとの依頼があり、みてみると全く意味不明な内容だったりすることがあります。このような場合は、「翻訳作業」として、通常の翻訳料金が必要となる翻訳会社もあります。

 

【翻訳相場の内訳項目】⑤版下作成料金

パンフレットやマニュアルなど平面媒体で使用する翻訳原稿の場合、落とし込むデザインやレイアウトなどのDTP作業を依頼する際にかかる費用項目です。ファイルの種類やサイズによっても大きく変わります。会社によってはこの工程に対応していないこともあります。

 

分野によっても翻訳費用の相場は変わる

翻訳は分野によって専門性や難易度なども大きく異なりますので、費用相場も変わります。日本翻訳連盟によると、分野別の一般的な平均相場は、次のようになっています。

 

【英語 → 日本語(税別)】
コンピューターマニュアル:28円/word
一般科学・工業技術:28円/word
金融:30円/word
経営管理・財務・契約書:30円/word
医学・医療・薬学:35円/word
特許明細書:26円/word

 

【日本語 → 英語(税別)】
コンピューターマニュアル:20円/文字
一般科学・工業技術:21円/文字
金融:25円/文字
経営管理・財務・契約書:25円/文字
医学・医療・薬学:30円/文字
特許明細書:30円/文字

参考:日本翻訳連盟

 

クオリティーの高い翻訳を依頼したい時に「こんなはずではなかった」とならないためにも知っておきたいこと

翻訳を依頼する際には金額の安さに注目しがちですが、良いクオリティーが保たれてこその安さだといえます。依頼費用と時間を無駄にしないためにも、次の2点に注意しましょう。

 

【翻訳を依頼する際の注意点】

  • 翻訳料金は翻訳者のレベルにも左右される
  • 料金が相場より安い時も注意

 

翻訳料金は翻訳者のレベルにも左右される

翻訳のクオリティーは、翻訳者の能力や経験値によって大きく変わります。そのため、翻訳者のレベルによって、翻訳基本料金が複数のプランに分かれている場合もあります。また、翻訳会社によってはIT系・医療系など得意な分野を持っていることも。翻訳を依頼する際は、その分野での翻訳実績を参考にされることをお勧めします。

 

料金が相場より安い時も注意

料金が相場よりも安い場合は、求めるクオリティーに達していないケースも少なくありません。相場よりも安い場合に考えられる理由としては、経験の浅い翻訳者による翻訳や、翻訳原稿のチェックの省略・不徹底が挙げられます。その結果として納品後に誤訳などが見つかった場合には、やり直しや他会社に再依頼などをすることになり、手間や追加費用がかかってしまいますので注意しましょう。

 

まとめ

翻訳料金は翻訳基本料金のほか、希望により、急ぎで仕上げて欲しい時の特急料金、より高いクオリティーを求める時のネイティブチェック料金などがプラスされることもあります。また、原稿の言語や分野、翻訳者のレベルなどによっても料金は変わります。見積もりを依頼する際は、希望するクオリティーや納期などをしっかりと検討しておくとスムーズです。

 

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