• 03-5474-7456

  • お問い合わせ

新着情報

カテゴリー:

翻訳の納期の目安とは?納期を決める要素について解説します

  • ブログ

「初めて翻訳を依頼しようと思っているけれど、納期はいつになるのか、どうやって希望すれば良いのかわからない」という方はいませんか?翻訳会社へ翻訳を依頼する場合、その納期はいくつかの要素によって決まります。

 

この記事では、翻訳の納期を決める要素6つと、納期を早めて欲しい場合についても解説します。翻訳の依頼を検討していて、納期について疑問のある方はぜひ参考にしてください。

 

翻訳の納期を決める要素とは

納期とは、商品が完成してクライアントの手に正式に渡る日程のことを指します。依頼したものが翻訳物の場合、主に次の6つの要素によって納期が決まるのが一般的です。

 

【翻訳物の納期を決める要素6つ】

  • 原文の量
  • 対象言語の種類
  • 対象分野の種類
  • 納品スタイル(一括か五月雨式など)
  • 翻訳支援ツールの有無
  • 翻訳者の人数

 

では、1つずつ解説していきます。

 

【翻訳納期を決める要素】原文の量

翻訳物のもととなる原文の文字量や単語数、ページ数が多ければ、完成まで時間を要します。原文が日本語・中国語・韓国語などであれば文字数、英語・フランス語などのヨーロッパ言語のケースでは単語数が決め手になります。

 

また、翻訳者1名が1日で翻訳できる量は、原文が日本語では約3,000字、英語の場合には約1,600ワードが目安となっています。また1人の翻訳者が1日で翻訳できる量は経験や力量によって異なるので、あくまで目安と考えてください。

 

【翻訳納期を決める要素】対象言語の種類

原文・翻訳物の対象言語がどんな種類であるかによっても、納期は大きく変わります。翻訳対象言語によって納期が左右される要因としては

 

  • 翻訳者の数
  • 需要の多寡

 

などがあげられます。

 

この場合、その言語を使用している話者というよりも市場価値、つまりどれだけ(日本で)求められているかに左右されます。概して、英語、中国語、そして韓国語あたりが翻訳者も多く、需要も高くなります。

 

【翻訳納期を決める要素】対象分野の種類

翻訳の対象となる分野によっても、納期は左右されます。専門性が高い分野では専門用語が飛び交うため、その分野に強い翻訳者であっても、誤訳にならないように慎重に翻訳を進める必要があるためです。

 

【翻訳納期を決める要素】納品スタイル(五月雨式など)

翻訳では「原文すべてを翻訳会社へ提供し、まとめて完成原稿を受け取る」という納品スタイルが一般的です。

 

しかし場合によっては、「原文を小分けして翻訳会社へ提供、それに合わせて翻訳を進めていく(五月雨式)」や、「原文すべてを渡したものの修正があり、修正原稿を提出する(原稿の差し替え)」などが発生することもあります。

 

五月雨式や原稿の差し替えが発生する場合は、翻訳物のクオリティーの低下につながるリスクだけでなく、納期が遅れる可能性も出てきますので注意が必要です。

 

【翻訳納期を決める要素】翻訳支援ツールの有無

昨今はコンピューターで利用できる翻訳支援ツールがありますので、活用している翻訳会社も多いです。翻訳支援ツールを利用する会社であれば、翻訳作業のスピードもアップしますので、結果的に納期も早まります。

 

但し、これらの翻訳支援ツールはマニュアル・説明書・IT系などの文章の翻訳には向いていますが、それ以外の分野の場合には利用が難しいこともありますので十分検討する必要があります。

 

【翻訳納期を決める要素】翻訳者の人数

1つの原文を複数の翻訳者で分けて同時に翻訳を進めていくことで、早い納期の設定は可能となります。但し、それぞれの翻訳者が持つ翻訳の文体や癖、ニュアンスの違いなどがありますので、最終的な調整を行う手間や時間は必要です。

 

そのため、専門用語がシンプルに使われている文書には適していると言えますが、文芸など言い回しが重要となるような場合には、納期短縮効果は得られないでしょう。

 

翻訳の納期を早めてもらうことも可能!

「どうしても急ぎで翻訳してもらう必要がある」という場合もあるでしょう。そのような場合には、次のようなポイントを押さえれば、納期を早めてもらえる可能性があります。中には文書の分野によっては利用できないものもありますので、慎重に活用することをおすすめします。

 

【翻訳物の納期を早めてもらうためのポイント】

  • 繁忙期(11~12月、2~3月)は避けて依頼する
  • 翻訳してもらいたい箇所のボリュームを減らす
  • 参考資料を多く準備する
  • 複数の翻訳者での作業を依頼する(追加料金発生の可能性あり)
  • 翻訳支援ツール活用の依頼
  • 工程を省く(チェック段階を減らす)など

 

まとめ

翻訳物の場合、納期は原文の量・言語の種類・分野・納品スタイル・翻訳支援ツールの有無・翻訳者の人数などの要素によって、大きく左右されます。また分野によっては、ご紹介したようなポイントを押さえれば、急な納期の変更(早め)に対応してもらえる可能性もあります。「納期を早めたい」という事情は突然発生するものですので、具体的な策を事前に知っておくと安心です。

 

「ブライト章」では、数十人態勢で多言語の翻訳を幅広く取り扱っております。ジャンルごとに経験豊富な翻訳者が担当しますので、初めて翻訳依頼をされる方でも安心してお任せください。長年培った実績で心のこもった翻訳に仕上げます。

 

ページトップへ戻る