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翻訳を依頼する際の文字数カウントの方法とは?原稿の種類別による具体的な方法も解説

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初めて翻訳を外注する際に「文字数カウントはどうやって行うの?」と疑問に思う方も多いでしょう。翻訳する文字数は見積金額に大きく影響する要素のひとつですので、文字数カウントの方法を事前に知っておくことは大切です。

 

この記事では、翻訳を依頼する際の文字数カウントの主な方法2つと、原稿の種類別の文字数カウント方法を解説します。事前に情報を知っておくことで、見積金額が適切かどうかを見極められるようにしておくことをおすすめします。

 

翻訳を依頼する際の文字数カウントの方法とは?

翻訳料金のベースとなるのは「翻訳基本料金」であり、これはさらに文字数によって大きく変化します。見積もりの際には翻訳会社で文字数カウントを行いますが、その時に次の2つのうちどちらかの方法を採用していることがほとんどです。

 

【翻訳の際の文字数カウント方法は主に2つある】

  • 原文ベースでカウントする(原文換算)
  • 仕上がり原稿ベースでカウントする(仕上がり換算)

 

上記の文字数カウント方法について、どちらの方法を採用するのかは翻訳会社によって方針が異なりますが、昨今では①の原文換算が主流となっています。では、それぞれ詳しく解説していきましょう。

 

【翻訳の文字数カウントの方法】①原文ベースでカウントする(原文換算)

翻訳前の原文の文字数またはワード数をカウントして、翻訳基本料金を算出する方法です。原文換算のメリットは、翻訳作業に入る前に翻訳基本料金として確定金額を見積もることができる点だといえます。

 

【原文換算方法とは(日英翻訳の場合】

  • 原文が日本語で文字数が2,000字の場合、
    2,000字×翻訳文字単価=翻訳基本料金
  • 原文が英語でワード(単語)数が1,000ワードの場合、
    1,000ワード×翻訳ワード単価=翻訳基本料金

 

【翻訳の文字数カウントの方法】②仕上がり原稿ベースでカウントする(仕上がり換算)

翻訳後の文章の文字数またはワード数をカウントし、そこに各社で設定する「換算率」をかけて翻訳後のボリューム(枚数)を予想して翻訳基本料金を算出する方法です。

 

仕上がり換算では、仕上がった訳文の文字(または単語)のボリュームを、「日本語:原稿用紙400字=1枚」や「英語:180ワード=1枚」といった枚数単位で換算率を設定しているところが多いです。また、仕上がるまで正確な料金が分からない点がデメリットといえるでしょう。

 

【仕上がり換算方法とは(日英翻訳の場合)】

  • 原文が日本語で文字数が2,000字の場合、
    2,000字÷400字=5枚(英語900ワード分に匹敵)
    5枚×仕上がり枚数単価=予想翻訳基本料金
  • 原文が英語でワード(単語)数が1,000ワードの場合、
    1,000ワード÷180ワード=5.5枚(日本語2,200字分に匹敵)
    5.5枚×仕上がり枚数単価=予想翻訳基本料金

 

【原稿の種類別】原文換算での文字数カウント方法

昨今では①の原文換算が主流となっていますので、こちらでは原文換算での文字数カウント方法について、さらに詳しく見ていきましょう。実際に文字数カウントを行う方法は、原文でも翻訳文でも、紙など原稿が書かれている種類によって少々異なります。

 

Wordファイル

原文がMicrosoftのWordファイル形式の場合は、「文字カウント機能」を利用すれば簡単に文字数カウントが可能です。「校閲→文章校正→文字カウント」をクリックしましょう。

 

もしテキストボックスや画像による文字がある場合は、手作業またはPDF化してWordファイルにコピー&ペーストし、文字カウント機能を利用します。

 

紙媒体

原文が紙媒体に書かれている場合は、次の2つの方法で文字数カウントを行うことが多いです。

 

  • ボリュームが少なめの場合…手作業で一文字ずつカウントする。
  • ページ数などボリュームが多い場合・・・OCRソフトを利用して印字を電子ファイル化(テキスト形式)し、Wordソフトの文字カウント機能を利用する。

 

PDFファイル

原文がPDF形式になっている場合は、ケース別に次の2つのどちらかで文字数カウントを行います。

 

テキストがコピー&ペースト可能な場合・・・コピーしたものをWordファイル上に貼り付け、文字カウント機能を利用する。

 

テキストがコピー&ペースト不可な場合…紙媒体の原文をPDF形式にしたものなどは、紙媒体の原文と同様に手作業またはOCRソフトで文字数をカウントする。

 

Excelファイル、PowerPointファイル

原文がExcelファイルやPowerPointファイルの場合は、全テキストまたはシートを範囲選択しPDF形式で出力します。さらにコピーしてWordファイル上に貼り付け、文字カウント機能を利用しましょう。

 

ウェブサイト

ウェブサイト上にある原文を翻訳の対象とする場合、まずは文字数カウントの必要があるページ、箇所などを確定させましょう。あとはそのページをPDF形式で出力してテキストをコピーし、Wordファイルにペーストして文字カウント機能を利用します。

 

まとめ

翻訳する文字数は見積金額に大きく影響する要素のひとつです。そのため、文字数カウントの方法を事前に知っておくことは大切だといえます。昨今では「原文換算」が主流となっていますが、紙やWordファイルなど原稿の種類によって適切な文字カウント方法が異なることも知っておきましょう。

 

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