翻訳会社とは?外注の必要性や依頼先の選び方を解説
- ブログ
AI翻訳ツールが台頭している現代においても、プロによる翻訳の仕事の需要は尽きません。今回は、企業や個人から依頼を受けて翻訳を行う「翻訳会社」とはどんな会社なのか、翻訳を外注することにはどんなメリットがあるのかを解説します。
翻訳会社とは?
「翻訳会社」とは、企業や個人からの依頼を受けて、共有された文章や動画のナレーション・字幕などをさまざまな言語に翻訳する業務を専門的に手がける会社のことです。
社内外で取り扱う文書や契約書のほか、Webサイトに掲載するテキスト全般、書籍、動画内のセリフやナレーション・字幕など、翻訳の対象は非常に幅が広いです。取り扱う分野・業界もさまざまであるため、翻訳会社には、翻訳のスキルだけでなく特定の分野や業界に関する知識も持ち合わせている翻訳者が多数在籍しています。
翻訳会社に翻訳を外注する流れ
翻訳会社に翻訳を外注する大まかな流れは、以下のとおりです。
〈翻訳会社に翻訳を外注する流れ〉
- 詳細な内容(原文の内容、翻訳する言語、用途など)を共有して見積もりを依頼
- 費用や納期などについて確認し、正式に発注
- 完成・納品を待つ
翻訳会社では、依頼内容に応じた最適な翻訳者のアサイン、訳文の作成、最終チェックまで翻訳業務のすべての工程を請け負います。依頼内容を共有し正式に発注した後は 本来の業務に専念することができます。
翻訳を外注するメリット
日々の翻訳業務を自社内で完結させている企業が、翻訳会社に翻訳を外注するメリットについて解説します。
常に高品質な翻訳ができる
翻訳会社には、ネイティブを含む多数の翻訳者が在籍しています。それぞれがプロとしての翻訳のスキルを持っているだけでなく、特定の分野・業界に関する専門的な知識も備えているため、案件ごとに最適な翻訳担当者をアサインできることが大きな強みです。
「翻訳は社内のバイリンガル人材に任せればいい」と考えられがちですが、外国語でのコミュニケーションのスキルと翻訳のスキルはまったく異なります。高品質な翻訳を行うためには、翻訳のプロとしての言語能力と文章能力、分野・業界に関する知識を兼ね備えている必要があるのです。
多言語による世界各国へのアプローチが可能になる
翻訳会社に在籍している翻訳者は、英語や中国語といったメジャーな言語だけでなく比較的マイナーな言語にも対応しています。自社内で済ませることが難しい多言語への翻訳を外注することにより、世界各国の人々に確実に伝わる形でのアプローチが可能となります。
社内のリソースを本来の専門業務に集中できる
社内で行っていた翻訳を外注することで、これまで翻訳業務を担当していた社員も本来の専門業務に集中することができます。結果として業務の効率化がねらえるため、外注のコストを踏まえても一考する価値があると言えるでしょう。
外注する翻訳会社を選ぶときのポイント
翻訳会社は数多く存在し、対応可能な言語や得意とする分野が少しずつ異なる点に注意が必要です。案件の内容に合う翻訳会社を選ぶためのポイントを解説します。
希望の言語・用途に対応しているか
翻訳を外注するためには、希望の言語・用途に対応している翻訳会社を選ぶことが必須です。英語や中国語といったメジャーな言語なら対応していないことはほぼありませんが、比較的マイナーな言語を希望する場合や、マイナーな言語を含む多数の言語への翻訳を一括依頼したい場合には確認が必要です。
取り扱う分野・業界に精通しているか
より高品質な翻訳を行うために、文章で取り扱う分野・業界に関する依頼実績が十分にある翻訳会社を選びましょう。中には、特定の分野・業界に関する内容の依頼のみを受け付けている特化型の会社も存在します。
求める品質・予算に合っているか
多くの翻訳会社では、ネイティブによる翻訳・ダブルチェックを行うことでより高品質な成果物に仕上げる上位プラン、翻訳担当者がネイティブではない代わりにお手頃価格で依頼できる下位プランといったようにサービスに段階を設けています。
社内で文書の内容を共有・把握しておきたいときなど、それほど高品質な翻訳である必要がない場合もあるでしょう。求める品質・予算に合うプランがあるかどうかにも注目すると、よりコストを抑えた外注が可能です。
まとめ
翻訳会社は、業界を問わず多くの企業が必要とする翻訳の業務を専門的に請け負う会社です。翻訳の外注をお考えの際は、37年にわたる豊富な翻訳実績を持つ「ブライト章」にお任せください。多言語のネイティブ翻訳者を含む数十人体制で、幅広い言語・分野・用途の翻訳に対応いたします。