格安の翻訳会社には要注意!安い&高品質な会社を選ぶ方法は?
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ビジネスのグローバル化を目指す過程では、翻訳という業務の重要性も高まっていきます。常に高品質な翻訳を行うためには翻訳会社への外注がおすすめですが、特に「格安」・「激安」を謳う会社のサービスは品質が低いことが多いため、外注先となる翻訳会社は慎重に選ばなければなりません。
今回は、相場よりも安く翻訳サービスを提供する会社の背景について解説するとともに、良心的な価格と高品質がそろった優良な翻訳会社の見極め方をお伝えします。
翻訳を格安で提供できる理由
翻訳会社の中には、相場よりもはるかに安い価格で翻訳サービスを提供しているところが存在します。外注にあたってできるだけコストを抑えたいと考えるのは当然のことですが、著しく安い翻訳会社は品質が伴わないことが多いため注意が必要です。
一部の翻訳会社が、他社に比べて格安で翻訳サービスを提供できる4つの理由を解説します。
経験が浅い翻訳者が翻訳を担当している
翻訳会社には多数の翻訳者が在籍しており、プロとしての翻訳経験やスキルレベルがそれぞれ異なるのが一般的です。会社によっては、あえて経験が浅い翻訳者をアサインする代わりに料金を安く抑えられる下位プランを用意していることもあります。
低価格の理由を明記したうえで下位プランが用意されている場合を除き、翻訳サービスを格安で提供している会社には経験豊富でスキルが高い翻訳者はおらず、翻訳の品質もそれなりと考えられます。
フリーランスへの外注を行っている
翻訳会社は、必ずしも自社に在籍する翻訳者のみに案件を割り振っているわけではありません。フリーランスの外部翻訳者へ外注しているケースがあり、その中には経験の浅い翻訳者も存在します。
フリーランスへの外注を行う場合、担当者ごとに翻訳の品質がばらばらになり一定レベルに管理することが難しくなるため、成果物のクオリティの安定性には欠けると言えます。
会社や従業員が海外に拠点を置いている
翻訳会社自体が、あるいは翻訳業務を担当する従業員が海外に拠点を置いているケースもあります。フィリピンやインドのような、物価・労働賃金が比較的安い地域の担当者に翻訳を依頼してコストを抑えるという仕組みです。
機械翻訳をベースにしている
他社と比べて明らかに低価格な翻訳サービスは、依頼を受けた原文を機械に翻訳させ、最後に人が簡易的な確認・修正をする方法で提供されている場合があります。近年ではAIツールがめざましい進化を遂げていますが、機械翻訳の精度はまだまだ十分ではなく品質が伴わないことが見受けられます。
機械翻訳をベースとすることが明記されていれば問題はありませんが、あえてお金を払って依頼するほどのサービスであるかは疑問が残りますし、明記されていなければ悪質な翻訳会社と言えます。
信頼できる翻訳会社を見極めるポイント
”安物買いの銭失い”のリスクを避けつつ、良心的な価格で一定以上の品質の翻訳をしてくれる優良な翻訳会社を見極めるポイントを解説します。
経験年数や過去の実績を明示しているか
まずは、会社の翻訳経験年数やこれまでに請け負ってきた案件の数などを確認しましょう。経験や担当案件の数が豊富で、具体的な実績も明示している会社は信頼性が高いと言えます。
ネイティブスピーカーが翻訳作業の工程に関与しているか
より的確な翻訳を行うためには、翻訳後の文章をネイティブが確認・修正する工程が欠かせません。ネイティブによるチェック体制を整えている翻訳会社は品質確保の意識が高いと言えるため、信頼性を判断する目安になります。
まとめ
翻訳会社は、安さだけでなく品質も考慮して選ぶことが非常に重要です。中でも格安のサービスを売りにしている会社の翻訳には品質が伴わないことが多いため、どの程度の品質を求めたいのか、そのためにどのくらいの予算をかけられるのかをよく検討しましょう。
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