おすすめの翻訳サイト4選!多言語プロジェクトを成功に導く選択肢
- ブログ
社内コンテンツを海外向けにリリースする際、ネックとなるのが翻訳作業です。社内にノウハウがなければ、作業そのものが滞るかもしれません。
そこで今回は、ノウハウがなくても利用できる、おすすめの翻訳サイトを4種紹介します。特徴と併せて紹介しますので、プロジェクト内容と照らし合わせつつ参考にしてみてください。
また、翻訳サイトの選び方や注意点も解説しています。予備知識を持っておくだけでも、翻訳におけるトラブル(誤訳など)や作業効率の低下を防げます。プロジェクトにマッチする翻訳サイトを活用し、海外進出を成功に導きましょう。
翻訳サイトとは?
翻訳サイトとは、テキストやドキュメントファイルなどを入力することで、指定した言語へ翻訳・出力できるWebサイトです。即時翻訳できるサイトも多く、翻訳作業に係る作業負担・人的リソースの削減につながるでしょう。
ただし、翻訳精度には改善の余地があるため、翻訳サイト+人間によるレビューを組み合わせた使い方が無難です。次項では、翻訳サイトの選択基準について解説しますので、利用を検討している企業・担当者の方は参考にしてみてください。
翻訳サイトの選択基準
翻訳サイトの選択基準について、翻訳サイトの性能・ユーザビリティの2パターンで解説します。
翻訳精度と言語カバレッジ
翻訳サイトの言語カバレッジ(言葉の網羅率)と精度を確認し、プロジェクトに適しているか判断しましょう。翻訳サイトによって得意分野は異なり、たとえばIT系の翻訳に強い、硬い文章の翻訳が得意など、サイトによって特徴があります。
翻訳精度は翻訳エンジン(自動で翻訳するシステム)に依存します。ただし、どの翻訳エンジンにおいても、不得意なジャンルを任せると精度を落とす恐れがあるので注意してください。
また、対応する言語・専門用語なども翻訳サイトによって異なります。医療や法律、英語・中国語など、翻訳したい文章に合わせて翻訳サイトを選びましょう。
ユーザーインターフェースと機能性
翻訳サイトを選ぶ際は、使いやすさを重視するのはもちろん、プロジェクトに適した機能が搭載されているかも確認してください。翻訳サイトによって、翻訳結果の出力方法や指定言語への切り替え操作など、ユーザーインターフェースは異なります。
使いやすさは作業効率につながり、プロジェクトの工数削減効果にも期待できます。試用版・無料版などで操作性を確認し、自社のプロジェクトに適しているかチェックしましょう。
また、機能面についても、インプットできるファイル形式や音声翻訳の有無などに違いがあります。どのような言語をどの形式で翻訳するのか、業務内容と照らし合わせながら翻訳サイトの機能を確認してください。
専門分野別おすすめ翻訳サイト4選
専門分野別のおすすめ翻訳サイトを紹介します。
【おすすめ翻訳サイト】
- 法律:LeTRANSLATE(リトランスレイト)
・法律文書をAIが翻訳
・Word画面から翻訳可能
・英語ネイティブの弁護士と共同で開発 - 医療:Mirai Translator®for m3.com
・英語や中国語の医療文章をAIで翻訳
・テキストファイルやPDFに対応
・外国語論文の作成やガイドラインの詳細把握に活用 - 技術文書:Myサイト翻訳
・専門用語を用いる技術文献に対応
・製造関係や建設など多種多様な業界に対応
・AI翻訳による自然な文章も作成可能 - クリエイティブ関係:WOVN.io
・日本語コンテンツ(Webサイト)を自動で翻訳
・非エンジニアでも利用可能
・固有名詞は用語集で管理
上記のように、専門分野別に翻訳サイトも多様な種類がリリースされています。
翻訳サイトの活用で注意すべきこと
翻訳品質の向上、社内情報の流出を防ぐためにも、翻訳サイトの活用で注意すべきポイントを2つ解説します。
翻訳の品質を最大化するためのチェックリスト
翻訳品質を最大化するため、人間の手によるレビュー・チェックも実施してください。翻訳サイトにすべて任せると、細かいニュアンスや言葉遣いに違和感があったり、意図しない結論に至ったり、翻訳結果を誤るリスクがあります。
翻訳サイトが苦手とする作業を理解して、チェックリストを作成しましょう。
<翻訳サイトが苦手な作業>
- 小説やエッセイ、映像作品など、言葉の解釈や文脈の理解が求められるもの
- 人の感情を背景とした表現
- 業界の背景や知識を必要とする文章
翻訳サイトは、インプットされた文章を読み取り、翻訳結果を出力します。そのため、文章における背景や細かなニュアンスを含めた翻訳は難しいでしょう。
また、同じ単語でも異なる意味を複数持つ場合、翻訳サイトはどの意味が正しいのか判断できません。たとえば、「the bottom line」は結論という意味がありますが、経理用語では「決算書の最終行」といった意味で扱われます。
曖昧な表現や複数の意味を持つ単語をリストアップし、人の手でチェックすることも重要です。
著作権とプライバシーの保護
翻訳サイト利用時は、セキュリティ対策が万全になされているか確認しましょう。翻訳した文章のデータがサイト側のサーバに残る、辞書登録が共有されるといった場合、情報流出につながるリスクがあります。
翻訳する文章の著作権・プライバシーを保護するためにも、翻訳サイトの機密性・セキュリティ性をあらかじめ確認してください。
まとめ
翻訳サイトは、翻訳したい文章を入力するだけで、数秒~数十秒で翻訳結果が出力されます。社内での翻訳作業が効率化されるため、人的リソースの削減につながるでしょう。
ただし、翻訳サイトにすべてを任せてしまうと、細かいニュアンス・専門用語などを誤訳する恐れがあります。人間によるレビュー・チェックも行い、翻訳品質を保つことが大切です。
また、「翻訳サイトだけに頼りたくない」「高クオリティな翻訳がほしい」といった場合は、「ブライト章」へ翻訳をお任せください。弊社は、85ヶ国以上の言語に対応しているほか、ネイティブの翻訳者が対応いたします。
翻訳サイトでは実現できない、ナチュラルで正確な文章を翻訳可能です。クオリティ面での不安がある企業・担当者様は、ぜひブライト章へご連絡ください。