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IR翻訳とは?翻訳品質を保つポイントや翻訳サービスの選び方

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海外進出を狙う企業・担当者の方は、投資家との架け橋となる「IR翻訳」について理解を深めましょう。IR翻訳がなければ、海外投資家に対し経営・財務状況や実績などをアピールすることが難しくなります。

今回は、IR翻訳の基本や課題について解説します。翻訳品質を保証するポイント、翻訳サービスの選び方も含めて解説しますので、参考にしてみてください。

自社の状況を適切に分析してもらうためにも、IR翻訳の基礎を頭に入れていきましょう。

 

IR翻訳とは?基本概念とその重要性

IR翻訳とは、投資家向けの広報資料を翻訳することです。具体的には、株主総会招集通知や有価証券報告書、決算説明会資料などのIR関連資料を翻訳し、投資家の判断材料として活用されます。

日本企業が海外進出を狙う際、海外投資家からの資本調達は欠かせません。各国の投資家に情報を提供し、自社の強み・成長戦略などをIR翻訳によって理解してもらう必要があります。

 

IR翻訳の課題

IR翻訳における課題を解説しますので、海外投資家へアプローチする際のリスクヘッジとして目を通してください。

 

専門用語と財務概念の正確な翻訳

IR翻訳では、財務関係の専門用語・概念を正確に理解しつつ、テクニカルな表現も求められます。英語力に長けた人材がいれば解決する問題ではなく、高度な翻訳スキル・専門知識が必要です。

実績豊富な翻訳サービス業者へ委託し、原稿納品後も内容に齟齬がないかチェックしなければなりません。業者によるレビュー・品質管理も含め、IR翻訳は高度なスキルを持つ翻訳者の存在が不可欠です。

 

法的要件と国際基準の遵守

IR翻訳による資料開示では、適用国の法的要件や国際基準の遵守も求められます。中でも、財務データ・経営戦略は小さな誤訳で大きな誤解を招くリスクがあり、誤った翻訳文書を公開すると法規制を逸脱する恐れもあります。

そのため、IR翻訳では翻訳者+法的アドバイザーの協力が不可欠と言えるでしょう。国際市場における信頼性を確保するためにも、徹底したリスク管理が必要です。

 

IR翻訳における品質保証のポイント

IR翻訳における品質保証のポイントは次のとおりです。

 

<品質保証のポイント>

  • 社内で使われる共通の用語をリストアップ
  • 具体例を示しつつ、翻訳の委託先に品質レベルを伝える
  • 翻訳会社とスケジュールを共有

 

用語のリストアップにより、翻訳会社とのコミュニケーションを円滑に図れるほか、翻訳作業での混乱も防げます。誤訳や納品の遅延などを防ぐためにも、あらかじめ用語リストを作成しておきましょう。

また、翻訳会社へ委託する際は、「どのレベルの翻訳を求めているのか」明確な具体例を提示しておくと、期待する品質が担保されます。同時にスケジュールを共有することで、文言変更などの事態が発生してもスムーズに対処しやすくなるでしょう。

 

IR翻訳サービスを選ぶポイント

期待通りの品質で翻訳してもらうために、IR翻訳サービスを選ぶポイントについて解説します。

 

スキルとセキュリティレベルから信頼性を確認

信頼できる翻訳サービスには、以下のような特徴があります。

 

<信頼できる翻訳サービスの特徴>

  • IR翻訳の実績がある(IR分野に優れている)
  • 機密情報保持への対策がなされている

 

IR翻訳には、財務関係への深い専門性はもちろん、高い翻訳スキルも必要です。金融機関や経営アナリストなどの経験の有無、翻訳実績などをHPで確認し、可能であればトライアルで品質を把握しましょう。

また、セキュリティ対策のレベルが高ければ、IR資料の機密情報が漏洩するリスクを抑えられます。秘密保持契約や情報管理体制の有無などを確認し、委託先の信頼度を確認しましょう。

 

コストとサービス品質のバランス

コストとサービス品質のバランスを考慮して、投資家へのアプローチに支障をきたさないよう注意しましょう。IR翻訳とは、つまるところ投資家との関係構築が主な役割です。コスト削減だけにフォーカスしていては、誤訳や公開期日の遅れなど、信用を損なうリスクがあります。

納期短縮サービスはあるか、レビュー・チェックまで任せられるかなど、サービス内容にも目を通し、品質の最大化を狙えるか確認しましょう。どのようなケースで追加料金が発生するのかも把握し、プロジェクト予算内に納めるシナリオを複数パターン検討することも重要です。

 

まとめ

IR翻訳は、投資家との架け橋となる重要な文書です。しかし、IRは財務関係の専門性、高い翻訳スキルがなければ、正しい翻訳ができません。海外投資家に向けIRを公表する際は、翻訳サービスの利用を検討しましょう。

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